ＣＯＡＣＨのレザー製品とは
ＣＯＡＣＨのレザー製品とは
レザーという名称の曖昧さ
革製品というと、一般的に「靴」「バッグ」「財布」などが思い浮かびますね。そして、それを購入しようと思うと必ず付きまうのがお値段はもちろんですが、
同時にこの製品は本物の「革」なのかそれとも「偽物」なのか
という問題です。
ネットでもそんな疑問がよく目につきます。専門店の店員さんでも、よほどの知識を習得してないと答えに窮するのが現実ですよね。
現代では、ほとんどが革製品のことを”レザー”と呼んでいるようです。ところが、この名称は「本革」と「合成皮革」を一緒に呼んでいるのが現実のようです。
その違いは、知っておくとお買い物でも役に立ちますので簡単にご紹介いたします。
「皮革」
これは「皮」と「革」で多少意味が違ってきます。
『皮』
動物の皮膚を剥ぎ製品としたものです。一般には「毛皮」
と呼ばれ結構なお値段がします。
『革』
動物の毛を除いてなめしたもの。動物の皮はそのままだと
腐敗して固くなるので、これを防ぎ皮を柔らかくして、
耐久性や可塑性を加え皮革として利用するための作業を行います。
「合成皮革」
基布に樹脂等を付着させて、天然皮革類似の風合いとしたものをいいます。
天然皮革と異なり、水に濡れたりしても手入れが簡便であり、安価で品質も均一であることなどから普及しています。
なお、広義の合成皮革は、狭義の合成皮革と人工皮革とに分類されています。
ものによりますが、天然皮革に比して劣化が早い傾向があり、
天然皮革の靴や服のように自分の体に合ってくるということは少ないようです。
例えば、ポリウレタン製のフェイクレザーなどは、使用状況、
保管方法等にも依りますが、約5年程度で劣化し使えなくなることが多いですね。
コーチ（COACH）のレザー製品
コーチは家族経営の工房として1941年ニューヨークのロフトにて創立されました。
世代から世代へと伝承された技術を持つ6人の職人たちが、革製品を手作業で仕上げていたのです。
感性の鋭い消費者たちは、瞬く間にコーチのクラフトマンシップの品質と個性の虜になりました。
1958年に登場した「コーチ」の代名詞的レザー。野球グローブにインスパイアされて開発したという頑丈で、使い込むほどにしなやかさを増す風合いのレザー。
